情報セキュリティ10大脅威

「情報セキュリティ10大脅威」とは、IPA（独立行政法人情報処理推進機構）が2006年から毎年8月に公開している資料です。前年に発生したセキュリティ事故や攻撃の状況等からIPAが脅威候補を選出します。

出典：情報セキュリティ10大脅威 2021

 

「組織」部門　1位「ランサムウェアによる被害」

昨年5位だった「ランサムウェアによる被害」が1位でした。日本のみならず、世界でもニュースになりましたね。また、テレワークの急激な普及に伴い、「テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃」が初めて、それも3位にラインクインしました。この傾向はしばらく続くかもしれません。

 

「個人」部門　1位「スマホ決済の不正利用」

昨年と同じで「個人」の1位と2位は「スマホ決済の不正利用」「フィッシングによる個人情報等の搾取」でした。また、「個人」は1位から10位まで、順位は入れ替わっていますが、ランクインしている脅威は同じです。注意しましょう。