2022.03.02

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防犯カメラの導入・活用方法

地域の犯罪抑止、マンションの入口や駐車場、ゴミ捨て場など防犯対策として監視(防犯)カメラを設置したいとお考えのオーナー様や管理会社様はいらっしゃいませんか?

録画が重要

ここ数年、防犯意識の高まりからあらゆる所で防犯カメラを見かける事が増えました。不審者の侵入、車へのいたずら、ゴミを荒らされる・・・等、犯人特定に役立てたり警戒する為にも、カメラとそして一部始終を録画するレコーダーの設置をオススメしています。

警察庁が発表した「令和2年の刑法犯に関する統計資料」を見ると、防犯カメラ等の画像が被疑者特定の一助となっていることがよくわかります。車のドライブレコーダーもそうですが、こうした数値を見ても”画像”という証拠が事件解決につながり、「安心」で「安全」な街づくりに一役買っていますね。

 

しかし、台数が増えてきたとは言え、駅から離れれば離れるほど設置カメラの台数が減るのは明らかで、ましては私有地内でのトラブルは自分で証拠集めをしなければ解決できないかもしれません。もう、コンビニの防犯カメラにだけ頼っていては足りませんね。大抵、悪さをする人はどこにカメラがあって、どの角度(エリア)が映る、映らないという事を知っています。

 

目的・用途に合わせて機器の選定

カメラもレコーダーも機器はピンからキリまで色々あります。「何処で何をどう撮りたいのか」「形状や機能、保存方法の違い」で決めましょう。

防犯カメラを設置する目的によって映る被写体の大きさや範囲を決めていきます。カメラと被写体の距離によって、映り方が異なり、当然、距離が遠くなればなるほど広範囲になり、被写体は小さく映ります。ただし、カメラを設置出来る場所は限られてる場合が多く、被写体を大きく撮りたくても被写体の近くにカメラを設置出来ない場合もあります。そうした場所ではズームが出来るカメラを選び調整します。また、近くを広範囲に撮りたい場合は、広角で撮れるカメラを選びます。

<BOX型>

ぱっと見の存在感があるので、犯罪抑止効果が高いカメラです。広角やズーム機能のあるカメラにする事で撮影範囲を設定する事が出来ます。撮影方向は一方向に固定されている為、複数台設置する事で広範囲をカバーする事ができ、防犯効果が高まります。

<ドーム型>

丸型デザインで建物になじみやすく、カメラの存在を意識させたくない店舗等の設置に適しています。撮影している方向がわかりにくいので、死角がわかりにくいというメリットもあります。

<PTZ型>

遠隔操作によりレンズをパン(水平回転)、チルト(垂直回転)、ズーム(拡大・縮小)ができるので、撮影範囲を自在に変更することが出来ます。撮影範囲を変えたい場合や監視員が常駐している場合に有効ですが、旋回中に死角が出来てしまうので、固定カメラと併用する方が安心です。

<その他の機能>

・逆光対応(設置場所によっては逆光により被写体が見えなくなるという問題を軽減します)

・全方位カメラ(1台で360°撮影する事が可能で、死角がなく、設置台数が抑えられます)

・音声録音(基本的に録音はレコーダーで行いますが、マイクやスピーカーを内蔵して録音や再生をする事が出来ます)

 

また、それぞれに屋外用と屋内用があります。

 

そして、目的別で想定すると、下記の4つのパターンがあります。そして死角が無いように設置するのが大事なポイントです。特にカメラの足元は必ず死角になるので、別のカメラ(反対側等)を設置してお互いの足元を撮影出来るようにしましょう。

・人物の顔まで確認したい

⇒ATMやレジなどの人物やお金の種類まで知りたい・・・バストショット

・人物を特定したい

⇒エレベーターや建物の出入口など・・・全身

・人物の行動を確認したい

⇒ゴミ置き場や駐車場等・・・周囲まで

・人や車等の流れを把握したい

⇒店内の人の行動や混雑状況、駐車場内の人や車の流れ等・・・さらに広範囲

 

データの保存方法

<クラウド保存>

映像データがクラウド上に保存されます。インターネット環境があればパソコンやタブレット、スマートフォン等でどこからでも映像を見る事が可能です。録画用のレコーダー機器が不要になるので、その分の購入コストや設置スペースが必要ありません。万が一のレコーダー破損によるデータ消失リスクも軽減されます。

<レコーダー保存>

録画用に購入したレコーダー機器に防犯カメラで撮影した映像を保存します。目的やデータ容量に応じてコマ数や解像度を調整出来ます。

 

 

防犯カメラについて、お困りごとや気になる事が御座いましたら是非ご相談下さい。当社では現地の下見、打ち合わせをさせて頂いてから目的や用途、ご予算に合った機器を選定させて頂いてます。