2025.10.21
TOPICS
NTT 加入電話の回線使用料の改定について
NTT東日本は、2026年4月1日利用分より、「加入電話」「加入電話・ライトプラン」の回線使用料を改定する事を発表致しました。
料金改定の理由と背景は以前のTOPICSでも触れましたが、設備の老朽化や人口減で維持負担がかさんでいる事、また、災害に対する復旧対応の重要性も年々増していて、それら全ての対応に必要となる人員、体制維持・構築、そして安定的な提供を継続する為に回線使用料改定を実施するそうです。
加入電話の契約者数、通信回数・時間の大幅な減少
契約者数で言うと、1998年度と比べると約80%減少しており、通信回数・時間は2000年度と比べて約96%も減少しています。
老朽化した設備の保守・修繕費用
契約者数などが減少していても設備の保守・修繕は必要でその費用は年々増加しています。特に近年は物価指数が上昇しており、加入電話1回線あたりの工事・保守コストは2020年度と比べて約17%、2割近くの上昇だそうです。
災害対策
津波などの影響が想定されるNTTの通信ビルにおいては、水防対策工事が進められていたり、停電などの非常時にも通信設備を安定的に稼働させるために、新たに非常用発電装置などを設置しています。
改定後の料金
一律、住宅用で220円/月、事務用で330円/月の値上げになりますが(税込)、詳しい回線使用料(基本料)は下記、NTT東日本のHPにてご確認下さい。
引用:NTT東日本 HP